本日行われたAFCチャンピオンズリーグ2014ラウンド16第1戦、広州恒大戦の試合前日会見【広州恒大】の内容をお知らせいたします。
Q.マルチェロ・リッピ監督にお伺いします。セレッソはグループリーグで山東魯能と2試合をこなしていますが、そこで見たセレッソの印象は? また、直前の国内リーグ戦では、かなり選手を入れ替えているようだが、このACLの一戦に向けてのものだったのですか?
A.マルチェロ・リッピ監督
セレッソについて、試合を見て、非常にレベルの高いチームだと思っています。プレースタイルも、チームワークも、日本らしいプレーをしているチームだと思っています。また、チームのなかにも、フォルラン選手のような、世界レベルの選手がいて、非常にレベルが高いチームだと思っています。ポポヴィッチ監督については、2年前、FC東京時代に、広州で、ノックアウトステージでの試合(ラウンド16)を行いました。そのとき、辛勝しましたが、わずかの差で我々は決勝トーナメント(ベスト8)に進むことができました。そして、明日も我々は最大限の努力をしなければ、このゲームを勝ち切ることはできないと思っています。選手の入れ替えについては、ご存じのように、11名の選手がただピッチでプレーするだけではなく、十分と言っていいくらい、我々は今、22名の若い選手や、そのほかにもベンチ外の選手も、もっといます。この1人ひとりのメンバーの力を最大限に発揮させるためには、メンバーの交代も頻繁に行わなければいけない。今回も、十分といっていいくらい、選手の交代枠を持ってきていますので、お楽しみください。
Q.広州恒大は、Jリーグのクラブチームに非常に強い印象があります。リッピ監督の考える日本のクラブチームの特長は? また、そういったチームに勝つためにどのようなことを最も意識して試合に臨んでいますか?
A.マルチェロ・リッピ監督
我々は今まで保ってきているスタイルを貫きます。今までのチームは非常にいいコンディションで来ていますし、今まで通りに試合を行っていきたい。日本チームに強いチームですから、今まで通り、日本のチームに戦っていきたい。
Q.主将のチョン チー選手に伺います。日本チームに強い反面、韓国チームに対しては引き分けなどが多いように思えますが、日韓のチームを相手にしたときの比較した印象は?
A.チョン・チー選手
もちろん、それぞれの国のチームのよさがあると思います。仰るように、日本に対して我々は優位だと言いますが、もちろん、韓国に対しても、そこそこ優位に立っているのではないかと思います。日本チームの特長というのは、ボールコントロール能力があり、チームワークもバランスよく取れています。韓国チームについては、スピード、個々の能力、フィジカルについて非常にいいチームだと思います。ただ、それぞれのよさを、我々は十分に研究していますし、それを踏まえて、明日の試合に臨みたい。