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2014和歌山トレーニングキャンプ 6日目

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和歌山キャンプ最終日も二部練習が行われました。午後からは練習試合が予定されていたので、あまり負荷をかけない形での練習方法がとられました。まずはボール回しでリラックスして、スタートしました。


その後、試合を想定したフォーメーションに、各ポジションにあたる選手全員がそれぞれ配置されての練習が行われました。決して走ることなく、ボールがどう動いたら、自分はどう動くのかをゆっくりとジョギング程度でマルコ・ペッツァイオリ監督の指示のもと動きます。もちろんゴールキーパーの選手も全員で同じ動きを徹底させます。


午後からはマルコ・ペッツァイオリ監督のセレッソ大阪での初練習試合を行いました。午前はなんとかもった雨も、午後からは予報通りに降り出し、どしゃ降りの中でウォーミングアップがスタートしました。


練習試合の結果は1-0(試合結果の詳細はコチラをご覧くださ>>>http://www.cerezo.co.jp/news_detail.asp?c_idx=10013419&contents_code=100100100)で勝利しました。選手全員で監督の求める「見ていて楽しいサッカー」を実現すべく、積極的にゴールを狙う姿勢を見せ続けました。また、ハードワークが徹底され、攻守にわたるスピーディーな展開で90分の試合はあっという間に終了しました。得点は楠神選手が自ら得たPKをきっちり決めた1点のみでしたが、今回の試合のテーマの一つである守備面での改善という点では失点を0で抑えたことは収穫であったと監督。Jリーグの再開、そして天皇杯までにさらにチームとしての修正点を確認し、完成度を高めていきます


練習試合後のマルコ・ペッツァイオリ監督のコメントは以下のとおりとなります。

「最初の試合としては、勝てたということをポジティブに捉えたいと思います。また、ディフェンス面でも失点がなかったことは大きい。この一週間で練習してきた、高い位置からプレスをかけてボールを奪うということができていました。また、高いボール、相手のヘディングをしっかりカバーすることができていました。練習が再開して一週間、そしてさらにキャンプでの一週間で選手たちの疲労も溜まってきているところでしたが、しっかりと気持ちを見せてくれたと思います。もちろん公式戦までにまだまだ改善の余地はありますが、最初の公式戦までにいい準備をしてきたいと思います」

―改善の余地とは?

「この一週間、重点を置いてきた練習はディフェンスの部分でしたが、そこはうまくいっていました。しかしそれ以上に改善すること、やることはたくさんあります。この練習試合では、この一週間の成果を見たかったということがあります。今日の試合では攻撃の前の3人はユースの選手を使っていました。また、(ユース選手を含めて)若手の選手6~7人は今までやったことのないポジションで使ったということもありますし、改善の余地はまだまだあります。しかし若い選手たちはいいところを見せてくれました。ユースの選手たちもこれから(トップへ)上がってくるのに、いいアピールができたのではないかと思います」

―いくつかのシステムを試したが。

「今は代表選手が欠けていますし、フォーメーションについてはこれから試していくところです。どのようなシステムでプレーするのかは、公式戦の第一戦まで待っていてください。これから試していくところですし、どのシステムがこのチームに合うのかを見極めていくところです。簡単に言うと、このチームにあったサッカーをするということです(笑)!」

―目指すサッカーとは?

「ファン、サポーターの皆さんを楽しませるサッカーです。高い位置でボールを奪い、すぐに攻めに転じるサッカーです。切り替えの速さは現代サッカーで重要視されていることですし、ファンの皆さんもそれを望んでいることと思います。セレッソの選手たちのクオリティで、どのサッカーが合っているのかを試していく。もしかするとカウンターなのかもしれませんし、今はまだ言える状況ではありません



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