2014FIFAワールドカップブラジル大会日本代表メンバーに選出された柿谷曜一朗、山口 蛍選手の本日の練習後のコメントが届きましたので、お伝えいたします。
■柿谷曜一朗選手
(W杯代表に選ばれて)率直に、うれしいです。(今季)結果を出せていない試合も多く、「そんなんで(選ばれるのか?)」という話しも結構あったし、自分でもしっかり結果を残さなければいけないと思っていました。でも、そのなかで、この日まで、自分的には一生懸命やっていました。選ばれたからには、そういう声を気にしているようではあかんと思っています。今までも、これからも、セレッソがACLに優勝するため、Jリーグに優勝するため、全力でやってきましたし、明日の試合(広州恒大戦)も、次の中断前のJリーグの試合(浦和戦)もそう。(W杯も)日本を背負って立つ試合なので、本当に重要な試合になると思っていますし、そういうプレッシャーや責任も分かっています。ただ、選ばれた者にしか味わえないところもあると思いますし、それを大いに楽しみたいです。
(森島氏、西澤氏に続くセレッソからの選出について)その選手たちを見てサッカーをしてきて、自分がそういう立場に立ったとき、「セレッソで育った選手」というのではなく、「セレッソ(所属)からW杯に行きたい」と僕は思ったので、それが叶えられて、すごくうれしいなという気持ちです。それとともに、セレッソを代表して、これから(山口)蛍と一緒に、歴史に名を刻んでいく選手になれるよう、これからもっともっと努力していかなくてはいけないと思っています。
(ゴールを決めれば、セレッソ選出の代表選手では、2002年、長居での森島氏以来となるが?)それはもちろん、W杯に行く以上、選ばれなかった人の分も、当たり前かもしれへんけど、日本を代表して試合を勝ちぬく。そのなかで、自分のゴールで勝てればいいですが、勝つために試合をしに行くので。優勝という目標を最後、現実にできるように、チーム一丸ということだけではなく、ほんまに、日本人が1つになって戦えたらなと思います。
■山口 蛍選手
(小さい頃から憧れていたW杯本大会メンバー選出について)まさか自分がこういう舞台に立てるなんて、思っていなかったので、すごくうれしいです。
(本大会での具体的な目標は?)やるからには、1つでも上を目指したい。ただ、予選(グループリーグ)から1つずつ勝って上に行くしかないので、目先の1試合1試合をしっかり勝っていくことが大事かなと思います。
(レギュラー争いで、ポジションをとる意気込みについて)選ばれた以上、試合には出たいと思っています。ヤットさん(遠藤保仁選手)と長谷さん(長谷部誠選手)は日本のダブルボランチで不動だと思うので、自分がどこまでそれに割って入っていけるかは、自分次第だと思っています。あの2人にないものがあって、自分はこのメンバーに選ばれたと思っているので、自分のストロングな部分は、しっかりと出していけたらなと思います。たとえ短い時間であっても、自分の求められていることや、自分のすべきプレーは、全力で出していきたいです。
(中学生のころからセレッソで育ち、柿谷選手とともに、育成出身では初のW杯代表選手となったが?)すごく光栄というか、誇らしいことだと思います。ここだけで止まるのではなく、これから先も、下部(育成)組織から(W杯に)行く選手が、どんどん出てきて欲しいと思っていますし、まず僕たちから、結果を出して、あとにつなげれたらいいなと思います。小さい頃からずっと育ってきているので、代表として出ることに、すごく重みを感じています。セレッソから出られることを、すごくうれしく思います。