本日行われたAFCチャンピオンズリーグ2014の第5戦、浦項スティーラーズ戦の試合前日会見【浦項スティーラーズ戦】の内容をお知らせいたします。
■ファン ソンホン監督
「明日の試合は、両チームにとって、次のステージ進出をかけた大事な一戦になると思います。監督としてですが、久々に大阪長居スタジアムで試合することになり、ここにはいろんな想い出もありますが、両チームのサポーターのためにも、ベストを尽くして頑張りたいと思います。今はそれだけです」
■キム テス選手
「明日の試合は、グループリーグで一番大事な一戦になると思います。細かいところでもミスをしないよう、気を抜かずに頑張りたいと思います」
【質疑応答】
Q.監督に伺います。第1戦で対戦したときは、シーズンが始まって直後の試合でしたが、1-1という結果でした。その試合を受けて、明日の試合への対策やプランは立てたことはありますか？
A.ファン ソンホン監督
1回戦では、ホームでしたが、浦項も、セレッソ大阪も、完璧な状況だったと言い切れないと思います。なおかつ、浦項はホームとかアウェイとか問わず、自分たちの得意としているところ、自分たちのサッカーをいかにできるか、それだけが課題だと思っていますので、ホームとか、アウェイとかは特に関係ありません。
Q.監督に伺います。セレッソ大阪には日本代表候補が5人いるが、特に警戒する選手は？
A.ファン ソンホン監督
最初、ホームゲームでも申し上げましたが、セレッソは柿谷曜一朗選手、南野拓実選手をはじめ、攻撃陣が素晴らしい。特に誰というわけでなく、すごい攻撃陣を持っていると思っています。
Q.最近3試合で11得点、2試合連続無失点だが、セレッソ戦ではまた違った攻撃サッカーの試合になるだろうが、その対策は？
A.ファン ソンホン監督
まずは失点しないことが一番大事だと思いますが、セレッソは攻撃の才能を持っている選手がたくさんいますし、（抑えるのは）そう簡単ではないとも思っています。ただ、個人の能力というよりかは、みんなで力を合わせて、組織の力で対応して、浦項スタイルをやり切れば、自分たちは（勝つ）自信があります。
Q.2月の対戦から約2カ月後の試合になるが、セレッソの変化を感じているところは？
A.ファン ソンホン監督
セレッソ大阪は最近フォルラン選手の調子が上がっているのが1つ、気をつけたいところ。浦項はみんなの力でやっていますが、その流れを止めず、謙虚さを忘れず、一つ一つやっていくことが一番大事。長いシーズンのなかで、いいときもありますし、自分たちの力でやり切っていきたい。
Q.キム テス選手に伺います。ACLでは自身も3ゴールを決められるなど、攻撃陣が好調なうえ、アウェイで2勝しています。その要因は？
A.キム テス選手
後輩選手たちの得点力も上がっていますし、特にアウェイではメンタル的に大事な試合となるのですが、みんな力を合わせて、メンタル的な部分がよく機能して、こういう結果になっていると思います。
Q. 監督に伺います。第1戦でもセレッソサポーターからの応援コールが監督に送られましたし、今回、以前プレーしていた長居での凱旋試合になります。改めてここで試合をする思いは？
A.ファン ソンホン監督
明日になってみないと、感情的なところは、まだ分からないんですが。今回、相手チームの監督として、こちらに戻りましたが、それが大事ではなく、先にも言ったように、サポーターのためにも、頑張って、いい試合を見せることが大事になると思っています。
