「関西の中小企業省エネ対策と地元スポーツチームのカーボン・オフセット活動」(CO2ゼロチャレンジ)がCO-Net主催 『第3回カーボン・オフセット大賞』の【経済産業大臣賞】を受賞しました。
低炭素社会の実現に向けた、カーボン・オフセットの取組を評価し、優れた取組を行う団体を表彰する『第3回カーボン・オフセット大賞』(環境省、経済産業省、農林水産省 後援)において、弊クラブは、本プロジェクト参加企業(ヤンマー株式会社・大阪ガス株式会社・株式会社阪神タイガース・阪神甲子園球場)と共に経済産業大臣賞を受賞いたしました。
関西企業の省エネ対策と地元スポーツチームのカーボン・オフセット活動への優れた取組みが評価されたもので、3月4日に東京国際フォーラムで開催の展示会「カーボン・マーケットEXPO 2014」で表彰式が行われました。
今回の表彰を受けた取組み(※)は、関西のプロスポーツチーム「セレッソ大阪」「阪神タイガース」を運営する企業とヤンマー株式会社、大阪ガス株式会社との共同で、それぞれのホームグラウンドで開催する試合から排出されるCO2を、地元企業が創出したクレジットを活用したカーボン・オフセットにより実質ゼロにするものです。弊クラブは、ヤンマー株式会社、大阪ガス株式会社と共同で「CO2ゼロチャレンジ」に取り組んでいます。この取組みが今回の表彰に含まれています。
弊クラブは、引き続き本取組みを積極的に展開することにより、カーボン・オフセット制度の社会的認知度の向上と普及促進を目指します。
(※)活動の詳細は以下を参照ください。
【活動の詳細について】
1.セレッソ大阪・大阪ガス・ヤンマーの取組み(CO2ゼロチャレンジ)について
2012年からヤンマー株式会社、大阪ガス株式会社とともに、長居スタジアム(現:ヤンマースタジアム長居)とキンチョウスタジアムで開催されるセレッソ大阪のホームゲーム全試合のカーボン・オフセットに取組んでいます。この活動では、ガス空調を導入された企業(ホームグラウンドの所在地と同じ、大阪府の企業)などから取得したクレジットを活用しています。
2.阪神タイガース・阪神甲子園球場・大阪ガスの取組みについて
2013年度、阪神タイガースの「ウル虎の夏」開催期間中に、阪神甲子園球場で開催された阪神タイガース全9試合のカーボン・オフセットに取組みました。この活動では、阪神甲子園球場の所在地と同じ兵庫県の企業から取得したクレジットを活用しています。
【ご参考資料】
「カーボン・オフセット大賞」とは
環境省、経済産業省、農林水産省 の後援を受け、カーボン・オフセット推進ネットワーク(通称:CO-Net)の主催により、低炭素社会の実現に向けた、カーボン・オフセットの取組みを評価し、優れた取組を行う団体を表彰するものです。カーボン・オフセット大賞事業は、カーボン・オフセットの取組みを通して市場のグリーン化をリードする団体の『地球温暖化対策』から波及する複合的な社会貢献を奨励するとともに、具体的かつ多様な取組みの紹介を通じて、社会全体の『カーボン・オフセットの意義と重要性』についての理解を醸成し、低炭素社会実現に向けたパラダイムシフトの機会を社会全体に提供することを目的とし、将来、人類の目指す『低炭素社会の構築』に寄与することも本表彰の大きな狙いとしています。