セレッソ大阪パートナーカンパニーである日本ハム株式会社のご協力により、食事栄養講座が開催されました。
北海道日本ハムファイターズでも栄養指導を行っている、日本ハム株式会社中央研究所の管理栄養士の方にお越しいただき、アスリートにとっていかに食事が大切なのかを基本的なところから教えていただきました。
まずは選手たちの興味を惹きやすい内容から始まりました。ファイターズの選手たちの食事例を写真で解説。同じビュッフェ形式で選びたい放題のメニューにあって、いかに若手選手とベテラン選手とでは選ぶものの差があるのか。ただ食べたいものだけを選ぶのではなく、栄養のバランスを考えて多くのメニューを選ぶベテラン選手を例にとり、ベストの食事を自分で選べるようになることが大切だと教えていただきました。
また、同じアスリートといっても野球選手とサッカー選手とではエネルギーの消費量が異なったり、体格が異なったりします。サッカー選手にとってい必要な栄養の基本を教えていただきました。
また、この食事栄養講座が開かれる前の夕食時には、管理栄養士さんによって食事風景の撮影が行われていました。いい例、悪い例が紹介されました。実際に自分たちが食べているものを例にとって説明していただくと、とてもわかりやすく理解することができました。その他にも、骨をもろくしてしまう食品、目がよくなるもの、風邪を予防するものなどを紹介していただき、選手たちも興味をひきつけられていました。
講座の後には質疑応答の時間が設けられました。一番最初に手をあげたのはステリオ・フィジカルコーチ。日本食の良さを理解しつつ、「豚肉を使った料理」の多さに疑問をぶつけました。しかし管理栄養士さんからは、脂質が多いのも確かではあるがビタミンも豊富であり、部位をきちんと選べば脂質を避けられることを丁寧に説明していただき納得のステリオ・フィジカルコーチでした。
※写真は熱心に講座に聞き入るブラジル人スタッフたちとメモを取りながらのトレーナー。
選手からも牛乳は身体にいいのか、悪いのか？や試合前の食事についてなど、質問が活発に出ました。選手たち自身がアスリートにとってどれだけ食事が重要なのかを理解しているとういうことの証明です。
最後にお世話になった管理栄養士の方々と記念撮影。本当にありがとうございました！
