今日は宮崎キャンプの最終日、町田ゼルビアとのトレーニングマッチが行われました。
30分ハーフと変則的なゲームではありましたが、タイ、宮崎と続いたキャンプの総仕上げとして選手たちは取り組みました。
前半に先制しながらも追いつかれてドローでの折り返し。
ハーフタイムにはレヴィー・クルピ監督から激が飛び、選手たち自身でも修正点を確認しながら臨みました。
選手たちにとって内容には不満の残る試合となりましたが、後半に自ら得たPKを決めた柿谷選手の連続ゴールでトータル3-1で勝ち越しました。
メンバーを入れ替えての2試合目。
課題はまだまだあるものの得点力には期待大。今シーズン、ユースから昇格した岡田選手や小暮選手をはじめとする若手選手たちの躍進も、チーム層を厚くし進化するセレッソに頼もしさが感じられます。
Jリーグ開幕までの残り、全選手で完成形へ近づけていきます。
予定通りにキャンプをこなせた、とレヴィー・クルピ監督。
チーム状況は「試合を重ねるごとに良くなってきている」と言い、まだ完全ではないが、選手たちの走りきれるコンディションの仕上がり具合には満足な様子を見せました。
失点について藤本キャプテンは、「最初できていたことが、できなくなってきている。もう一度すりあわせていく」と言い、開幕へ向けてさらに修正を重ねていきます。
タイから始まったトレーニングマッチ全てにおいて得点をあげている柿谷選手は、内容、自身のコンディションには満足はしていないが、「最後の試合で勝てたことは良かった」と振り返りました。
まずは勝つこと、勝つことの大切さを強調する山口選手。
「結果だけ見れば勝ててよかった」と試合の感想を述べました。
開幕前のこの段階での見えてきた課題を乗り越えて、ホームでの勝利で2013シーズンをスタートさせます!