本日1月29日、関西国際空港にセルジオ・ソアレス監督、デニス コーチ、ステリオ フィジカルコーチとケンペス選手がブラジルから無事に到着しました。
長旅に疲れた様子も見せずに、笑顔で写真撮影に応えてくれました。
(左よりケンペス選手、ステリオ フィジカルコーチ、デニス コーチ、セルジオ・ソアレス監督)
■セルジオ・ソアレス監督
(日本に到着し)今、とてもワクワクしています。日本に帰ってくることができて、本当にうれしく思います。前に日本に来たときに、日本という国が本当に好きになりましたから。
(日本のどこが好き?)全てなのですが、やはりリスペクトの国民性が好きです。(京都でプレーしていたとき)本当に皆さんには温かく接してもらいましたので。
(3日後に練習が始まるが)まずはフィジカル的なところから入っていきます。オフでしっかり休養をとっているので、そこから徐々に上げていきます。そこからボールを使って、(自分の)サッカーを浸透させていきたい。
レヴィー・クルピ前監督からはチームに対して本当にいい話を聞いており、スピードがすごく速く、オフェンシブに戦うチームという情報です。それは僕が一番好きなスタイルです。しかし一人一人スタイルが違うし、(レヴィー・クルピ前監督と)違うという部分は当然あると思います。
(具体的な目標は)もちろんプロとしてやっている以上、(個人的な)目標はあります。しかしセレッソとしての目標は、一言で言うと『ベストを尽くす』ということ。
(大阪ダービーについて)近いが故にのライバルというのはあると思います。しかし健全な争いをしており、それぞれがクラブのベストを尽くして戦っていると思います。
セホーン監督(G大阪)は、かつて私の監督でした。ブラジルで監督同士で対戦したこともあり、互角の戦いをしました。
(日本ではその上を行きたい?)僕の考え方としては、セルジオとセホーンという僕たちの戦いではなく、あくまでもセレッソとガンバとの戦いだと思います。どの試合でもそうですが、個人としての対戦ではなく、セレッソを背負って戦うという気持ちを持っています。まずは明日からチームのためにしっかりと仕事をしていかないといけないと思います。皆さん、応援よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!(日本語)
■ケンペス選手
今回チャンスをもらえて、嬉しく思っています。自分のベストを尽くしてがんばりたいです。
(アピールポイントは)運動量ですね。さらには右、左の両方でフィニッシュにいけるということです。2011ブラジル全国選手権でその自分の持っているクオリティを示せた、だからこそこうしてセレッソでチャンスをもらえたのだと思っています。
(なぜ日本に来ようと思ったのか)まずブラジルよりもやっぱり大きなチャンスがあるのではないかと思いました。違う国での経験は、自分のキャリアの中でも大きな挑戦になると思いました。ブラジルで見せてきた自分のプレーを日本でも出せるのか、チャレンジしていきたい。
FWというものはやはり点を取ってなんぼというのがあると思います。時間が経つにつれてチームとして連係も取れてくるので、チームメイトと協力していけば、自分がゴールをどんどん取っていくのも可能になってくると思います。
アマラウと一緒にやっていたので、いろいろ話を聞いています。セレッソは新加入でもすぐに馴染める雰囲気があるが、逆に自分からチームに溶け込む努力をしなければならない。生活でもサッカーでも早く慣れれば慣れるほど、結果が早く出せることにつながると言われました。
12月4日にシーズンが終わって、皆と同じように約1ヶ月はしっかり休養をとって、そこから自分でしっかりコンディションを整えてきました。キャンプでケガをしたら元も子もないので、やはりそれなりに自分で準備はしてきました。
(日本に来たという実感は)契約をしたときから、じわじわと実感はしてきましたが、こうやって到着してこみると改めて嬉しく思います。あとは準備をしっかりしていきたいです。日本だけではなく、将来世界的に名前を知ってもらえる選手になりたいので、その第一歩として、しっかりがんばります。
まずは言葉を早く覚えたいと思います。皆さん、よろしくお願いします。